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ちょっと風邪を引いて欠席した翌日、
机の中に手紙が入っていた。
12月だったと思う。

授業のノートがレポート用紙にまとめてあって、
サインがしてあった。
「いつもあなたを遠くから見ているパピロン」

100%いたずらだと思った。
誰も好きになれなくなった僕をからかってる。
これ以上傷つくなんて真っ平だ。

クラス内を巡回してるノートに書いた。
「僕をからかうヤツ、出て来い。
 人の気持ちをもてあそぶヤツは僕は嫌いだ」

答えはすぐにきた。
一通の手紙。

心から謝る文面。悪意からやったことではないこと。
そして最後に彼女の名前。
はっきり言っておどろいた。
クラスが一緒、部活でも一緒。
あの娘だった。

僕は、謝った。
勘違いだったと。

ポツリポツリと手紙のやり取りを始めた。

自分の中に閉じこもって人を拒絶していた僕に、
話し掛けてくれる人がいた。
暗闇の中に彼女が光を投げかけてきた。

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